引越しは「荷物を運ぶ」だけではありません。
様々な手続き・手配などが必要です。意外と細々としたコトが多いので、引越しに必要なポイントを押さえてスムーズな引越しを目指しましょう!
引越が決まってすぐにやること
引越方法の検討・日程決定
自力でやるのか、引越し会社に依頼するのか、そしていつやるのか。なるべく早く引越しの方針を決めましょう。日程が決ったら、新・旧居それぞれの大家さんにも早めに連絡しましょう。
- 【引越し会社を頼む場合】見積もり・業者決定
見積もりは数社からとりましょう。これが鉄則です。引越しの鍵を握る大事なポイントになります。
- 【自力で行う場合】レンタカー手配・人手の確保
引越し会社に頼まない場合には必要不可欠です。
同時に、エアコンなどの取り外し・取り付けをどうするかも考えましょう。素人がやるのは危険なので、専門の方へ依頼を事前にしておきましょう。
新居のレイアウト
お部屋探しの時にも活用した「間取り図」がここでも活きてきます。実際の家具のレイアウトを検討しましょう。コンセントや窓の位置などで、配置パターンも結構限定されてきます。レイアウトが決ったら、当日までに自分用と作業員さん用に、わかりやすい配置図をつくっておくと便利です。部屋が何部屋もある場合などは部屋ごとに色分けをして、荷物にも同じ色で目印をつけると良いでしょう。
荷物の整理整頓
引越しは不要品処分の大チャンス、そう考えて出来る限り荷物を整理しましょう。
荷物が少なくなれば、その分引越しも楽になります。
粗大ゴミの手配
粗大ゴミの処理は、案外手間がかかるので早めにしましょう。
お住まいの市区町村の粗大ゴミ受付センターへ回収を依頼、日時の予約が必要となります。毎日受け付けている訳ではないので気をつけてください。
転校手続き
公立の小中学校へ通学しているお子さんがいる場合には、引越しが決定次第、転校の手続きをしょう。
大まかな流れとしては、まずお住まいの市区役所に「転出届」を提出し、「転出証明書」を発行してもらいます。また教育委員会から「異動票」を取り寄せ、この2点を通っている学校に提出します。すると、「在学証明書」「教科書無償給与証明書」が発行されます。あとは転居先の市区役所に「転入届」を提出し、教育委員会に「在学証明書」「教科書無償給与証明書」を提出します。
通常、市区役所への「転入届」の手続きは、引越してから2週間以内に行えば良いのですが、こういった手続きがある場合には早めに必要になりますので気をつけましょう。
1~2週間前までにやること
市区役所への届出(転出届)
現住所の市区役所に「転出届」を提出すると、「転出証明書」が発行されます。これがないと、新居での転入手続きも出来ないので忘れずに。
また、国民健康保険に加入している場合はこれも併せて手続きを済ませておきましょう。
電気・ガス・水道会社への届出
領収証などを見て、旧居の管轄に電話で連絡をすることになります。引越し日、新住所なども聞かれますから新住所もきちんとメモしてから連絡をしましょう。
水道・電気に関しては、特に立ち会いは必要ありませんが、ガスだけは閉栓・開栓ともに立ち会いが必要なので気をつけましょう。閉栓・開栓とも、係員さんの来訪日時を予約することになりますので、旧居の管轄・新居の管轄のそれぞれに連絡が必要となります。
その他諸届出
その他にも、届け出なければならないところはまだまだたくさんあります。銀行、保険、カード会社、新聞販売会社、NHK、ケーブルテレビなど・・・。電話1本ですむもの、書類提出が必要なものなどさまざまですので、この時期、時間があるときにチェックリストを参考にして、面倒くさがらずに一気にやりましょう。
近所への挨拶
引越し当日は、とてもそんな余裕がない!とういう場合も多いので、数日前に挨拶をしておくと良いでしょう。 当日車を停めたり騒がしくなることも一言断っておけば、だいぶ心証も違います。
前日にやること
当日必要なお金の用意
引越し料金の支払いや当日の食事の手配などに備えて、余裕を持って現金を用意しておきましょう。引越し料金は、見積もり額はわかっている筈ですので、あらかじめ封筒などに入れて用意しておくと良いでしょう。また、作業過程によっては、思わぬオプション料金が発生する事もあり得ますので気をつけて。
挨拶時に持参する品の用意
引越し当日に大家さんや近隣の住人に挨拶をする場合、持参するものは前日までに用意しておきたいものです。
プリベイドカード、図書券、タオルなどの消耗品が最適でしょう。
「貴重品箱」と「最後の最後箱」
トラックには積み込めない貴重品については管理を厳重に1つ箱を決めてそれに入れ、誰かが責任持って保管するのが得策です。いくら荷造りをするといっても、最後まで必要なものもありますね。
洗顔用品、コンタクト、着替えなどの日常品や、ベランダや勝手口で必要なサンダル、トイレットペーパーなども無いと困ります。最後まで使うものは、同時に引越し後すぐに必要なものでもありますから、1つ「最後の最後箱」を用意して、当日の朝閉めるようにしておくと便利です。
当日の段取り最終チェック
落ち着いて引越し当日の流れをもう1度再確認しておきましょう。また家族での引越しの場合、誰がどの部分を仕切るのかの作業分担も再確認しておくと引越しもスムーズに行えますね。
当日にやること
引越し会社や友人への指示
何人もの人がいても、皆が一人に指示を仰いでいては作業ははかどりません。作業してもらいたい配置図などを用意して、テキパキと、こなしましょう。
電気・ガス・水道の閉栓・清算
ガスの閉栓のみ、当日係員さんが来て閉栓します。事前の予約を忘れないようにしましょう。
旧居の掃除・忘れ物チェック
大きな家具類などが運び出されたら、掃除をしましょう。当日引き渡しを行うなら、特にこのスピードが大切です。
また、全部搬出が終わったら忘れ物の最終確認。
意外に忘れがちなのが、外に出してあった道具類や、自転車、郵便ポスト、表札などです。
荷物の搬入
「どの荷物をどこに」というのが重要になってきますから、業者の人や、手伝ってくれている人にテキパキと指示を出すようにしましょう。忙しいと、ダンボールなどは「もうとにかく入れてもらって後でやればいいや」などという気になりがちですが、1F用の荷物が2Fにあがっていたりしたら意味の無い二度手間ですので、最低限の指示ははっきりと出すようにしたいものです。また、大きな家具などは、もちろんキチンと方向なども指示して、後で動かす必要が無いように置いてもらいましょう。
引越し料金精算
搬入が全て終わったら、引越し料金の精算です。大抵の場合、その場での現金支払いですが、後日振込など利用出来る場合も。また、出来れば搬入した荷物はなるべく早く開けてみて、万が一破損などがあった場合には作業員さんがいるうちに指摘したいものです。
電気・ガス・水道の開栓
閉栓と同様、ガスのみ係員さん来訪での開栓となります。また、開栓にあたってはガス器具を使って燃焼実験も行う為、ガスコンロ、ガスストーブなど、何か1つは係員の来訪までに荷物から出しておく必要がありますので忘れないように。
電気・水道については、引越し当日に自分でブレーカーをあげ、栓を開けることになります。
近所への挨拶
大家さん、ご近所の人への挨拶も、出来れば当日中に。隣人については一軒家ならば両隣、集合住宅ならば両隣と上下の部屋程度まで挨拶しておけばよいでしょう。
引越し後にやること
市区役所への届出(転出届)
現住所の市区役所に「転出届」を提出すると、「転出証明書」が発行されます。これがないと、新居での転入手続きも出来ないので忘れずに。また、国民健康保険に加入している場合はこれも併せて手続きを済ませておきましょう。
電気・ガス・水道会社への届出
領収証などを見て、旧居の管轄に電話で連絡をすることになります。引越し日、新住所なども聞かれますから新住所もきちんとメモしてから連絡をしましょう。
水道・電気に関しては、特に立ち会いは必要ありませんが、ガスだけは閉栓・開栓ともに立ち会いが必要なので気をつけましょう。閉栓・開栓とも、係員さんの来訪日時を予約することになりますので、旧居の管轄・新居の管轄のそれぞれに連絡が必要となります。
その他諸届出
その他にも、届け出なければならないところはまだまだたくさんあります。銀行、保険、カード会社、新聞販売会社、NHK、ケーブルテレビなど・・・。電話1本ですむもの、書類提出が必要なものなどさまざまですので、この時期、時間があるときにチェックリストを参考にして、面倒くさがらずに一気にやりましょう。
近所への挨拶
引越し当日は、とてもそんな余裕がない!とういう場合も多いので、数日前に挨拶をしておくと良いでしょう。
当日車を停めたり騒がしくなることも一言断っておけば、だいぶ心証も違います。