近年は中古住宅を購入し、自分好みにリフォームする人が増加しています。中古住宅は、新築よりも価格が安く、リフォームを加えることで、新築よりもコストメリットが出やすいです。もちろんリフォーム済物件を購入することも出来ますが、希望立地に物件がないこともしばしば。そこで、希望の立地で中古住宅を購入し、購入後にリフォームをするという方法についてご紹介します。

この記事は富山県・石川県で不動産売買・仲介業を行うオスカー不動産が記事を執筆しております。富山市・金沢市で物件をお探しの方は是非参考にしてみてください。

ステップ①　中古住宅の物件探し

中古住宅を探す方法としては、不動産検索サイト（アットホーム、SUUMO）などを利用して自分で探す方法と、地元の不動産業者に依頼して、条件に合う物件を探してもらう方法があります。どちらの場合もある程度、希望条件の整理することが必要です。さらに洗い出した条件の中で、優先順位をつけることが重要です。

• 立地・周辺環境（学校区・病院・スーパー・駅）
• 価格
• 間取り
• 築年数
• 使い勝手
• 見た目
• リフォーム箇所
• 駐車場

ステップ②　物件の内見

物件を複数に絞り込んだら、実際に現地へ行き、内見をしてみましょう。住宅の周辺環境や、水廻りの設備、傷んでいる箇所などをメモしておきましょう。また物件の図面や写真を撮ることで、後のリフォーム計画がしやすくなりますので、保存しておきましょう。

ステップ③　リフォーム計画と資金計画

候補の物件が決まったら、リフォーム計画を建てましょう。まずは、仲介不動産業者でリフォームが可能か聞いてみましょう。できなければ自分でリフォーム業者を探す必要があります。業者が決まったら、現地にて調査が必要になるので、不動産業者経由で売主様へ承諾を取っておきましょう。

• リフォーム業者の選定
• リフォーム内容の決定
• リフォーム金額の見積
• 工事スケジュールの計画

リフォーム済物件を購入する場合と比べて、物件購入後にリフォームをする場合は、自由にデザインや設備を選ぶことが出来る点は、メリットですね。リフォームの見積金額が決まったら、購入の資金計画を立てましょう。

物件の価格、仲介手数料、所有権移転登記費用、リフォーム代金などの内訳を出し、現金で購入するのか、借入が必要な場合は、銀行のローン審査を申し込みます。

『住宅ローン+リフォーム一体型』などの商品を中心に最寄りの銀行へ相談をしましょう。一般的に無理のない返済負担率は所得の20～25％までといわれています。返済期間も含めて、長期的に計画しましょう。

ステップ④　不動産の申し込み・売買契約・引渡し

融資事前審査が通ったら、物件購入の交渉に移りましょう。不動産業者経由で、手付金、売買金額、引渡時期などを打ち合わせを行い、購入する物件の重要事項説明を受けましょう。重要事項説明書に不明点がある場合は、自身が理解するまで説明を受けてください。

特殊地域（防火地域・準防火地域・地区計画・建築協定）などの該当地域は、リフォーム内容にも関わってくるケースがあり十分に注意してください。上記の打ち合わせ後、売主様と売買契約書を交わしましょう。このタイミングでリフォーム工事の契約も交わします。

引渡日が決まったら、事前に銀行へ行き、融資本申込とローン実行の手続きを行いましょう。同時に不動産業者経由で所有権移転手続き（司法書士にて）も行いましょう。

引渡時には、鍵の受け渡しや設備の使用方法などの確認を行います。リフォーム業者と工事内容、金額、工事スケジュールを事前に打ち合わせしておきましょう。
※通常、物件引渡後（所有権移転後）でしかリフォームは行えません。

ステップ⑤　リフォーム開始

物件の引渡し後にリフォーム工事を着手します。通常水廻りのみのリフォームなら数週間、天井・壁・床などを改修する大規模工事の場合は、1ヶ月以上かかります。屋根や外壁、外構工事などは、天気などにも左右されるので、引越し日は余裕をもっておきましょう。

ステップ⑥　入居

事前に引越し業者に依頼しておき、ネット回線や電話回線なども業者にも依頼しておきましょう。また新規に家具の購入などする場合は、各業者が被らないようにすることが必要です。

 

いかがでしたでしょうか。富山県、石川県内で中古住宅購入＋リフォームをお考えの方はオスカー不動産までご相談ください。オスカーグループでは、リフォーム専門の担当者もいますので、ワンストップで対応が可能です。

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