【リフォーム相場】中古住宅の屋根・外壁リフォームは、いくらかかるのか?費用と修理時期を公開します!

中古住宅を購入してリフォームを検討されている方向けにリフォーム費用の相場を公開します。部位別に費用の概算をお伝えしていきます。築年数が経過している中古住宅を購入検討されている場合は、特にどの部位が今後、修繕が必要となりそうか、事前に把握することは重要となります。今回の記事では、延床40坪程度の戸建住宅を基準にしております。

前回のリフォーム相場記事:【リフォーム相場】中古住宅の水廻りリフォームは、いくらかかるのか?費用と交換時期を公開します!

1.屋根のリフォーム相場と修理時期

屋根は、雨風や雪などから家を守るため、防水性や耐風性が求められます。古来日本では、和瓦が主流となっており、日本を代表する瓦産地で製造された瓦(三州瓦、石州瓦、淡路瓦)などが有名です。またスレート屋根材などは、軽くて丈夫なことから、2000年頃まで多くの住宅で使用されました。近年では軽量な金属屋根(バルバリウム(GL)鋼板、エスジーエル(SGL)鋼板の屋根材なども多くあります。

屋根素材と部位 相場 修理・交換時期
亜鉛メッキ(トタン)の塗装 30万円~50万円 5年~10年ごと
スレート屋根の塗装 30万円~50万円 10年前後
和瓦(棟・谷部の修理) 10万円~100万円 15年~20年
ガルバリウム鋼板の塗装 30万円~50万円 15年~20年
全体改修目安(張替・重ね張り・葺き替え) 100万円~250万円 25年~30年

※注意点・・・環境、地域により劣化状況や修理タイミングが異なります。価格は目安となります。

2.外壁のリフォーム相場と修理時期

外壁も雨風や雪などから家を守るため、防水性や耐風性が重要な部位です。古来日本では、土壁にしっくい塗りや、杉板張りなどの住宅が多くありました。高度経済成長時代には、モルタル壁や亜鉛メッキ(トタン)の外壁が主流となり、近年では窯業系サイディングの住宅が大半を占めております。

外壁素材と部位 相場 修理・交換時期
亜鉛メッキ(トタン)の塗装 80万円~100万円 7年~10年
モルタル壁・窯業系サイディングのシーリング部分補修 3万円~20万円 7年~10年
窯業系サイディングの塗装 100万円~150万円 10年~15年
外壁の全体改修(再塗装・張替・重ね張り) 100万円~300万円 25年~30年

※注意点・・・環境、地域により劣化状況や修理タイミングが異なります。価格は目安となります。

3.付帯部(雨樋、軒裏、破風)のリフォーム相場と修理時期

雨樋は、屋根からの雨水を排水する役割があります。積雪などにより破損するケースもあり日常に点検が必要です。屋根の見付面(破風や鼻隠し)や軒裏なども雨風や紫外線で劣化が進みやすい箇所になっており、屋根は外壁を修理、改修するタイミングで、同時に点検及び修理を行いましょう。

付帯部の部位 相場 修理・交換時期
雨樋補修・部分交換 数万円~20万円 10年~20年
軒裏・破風・鼻隠し・雨樋塗装や補修工事 ※屋根・外壁工事同時 30万円~50万円 10年~20年
付帯部の全体改修(再塗装・交換) 50万円~100万円 25年~30年

※注意点・・・環境、地域により劣化状況や修理タイミングが異なります。価格は目安となります。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。富山県、石川県内で中古住宅購入+リフォームをお考えの方はオスカー不動産までご相談ください。オスカーグループでは、リフォーム専門の担当者もいますので、ワンストップで対応が可能です。

執筆者

株式会社OSCAR オスカー不動産(アピタ金沢店)

加賀谷貴志 お問合せはこちら

2004年新卒入社後、工事管理、リフォーム営業、商品開発などの業務を歴任。2015年より中古住宅のインスペクション業務(検査)を担当。現在は不動産事業の仲介業務を担当。保有資格(宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、二級建築士、既存住宅状況調査技術者、耐震診断・耐震改修技術者)

 

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